駄文①
□ジャミ監⑨
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「ッ、あ、あ…っ」
痛いのか感じてるのか、一瞬わからなかった。
「あ♡あ♡」
胸が迫り上がり、ユウはビクビクと震える。
感じているからこその反応に、力加減を誤らないように噛み続ける。
「っ、あ♡だ、めぇ♡」
「痛いか？」
「な、んか♡きちゃ♡あ♡ああぁっ♡」
まるでクリトリスでイッたように、ユウは乳首でイッてしまった。
思わず俺は乳首から口を離した。
「あ♡っ、や…、嘘…♡」
解放された手で口元を覆うユウは、信じられない、といった顔をしている。
ダメだ。ニヤける口元を抑えられない。
「今」
「や」
「イッたのか？」
「～っ」
「乳首を噛まれて」
「っ…」
「嫌だと言っていたのに？」
「…意地悪…」
「…嬉しい。」
詫びるように額にキスして
「もっと…」
「？」
「気持ち良くなってくれ。」
「っ…、はい…」
そこで頷くユウがまた愛らしい。
キスをしながら、下半身へ手を伸ばす。
そこは夥しく濡れて溢れていた。
「ッ♡」
下着の上から触れただけで、ユウは息を飲む。
下着の上からでもわかりやすく膨らんだクリトリスを押し潰す。
「ん♡」
「…ここも、噛んでやろうか？」
「ッ、あ♡や♡」
「指だけでイケそうだな。」
下着の底をめくって、直に触れていく。
びしょ濡れのソコを指先で優しく撫でる。
「あ♡あ♡」
快感が蓄積されたユウの身体には、それだけでも十分過ぎる程刺激になっているようだ。
少し強めに擦っても痛がる様子はない。
大きめなクリトリスを、優しく親指と人差し指で交互に擦る。キュッと摘むと
「あ♡あ♡あ♡」
「イキそうか？」
「あ♡イッちゃ♡」
「イカせて欲しいか？」
「ッ♡あ♡いきた♡イかせて♡欲し♡」
素直に言葉にするユウに、ご褒美をあげたい気持ちと、焦らしていじめたい気持ちに挟まれる。
俺は後者を選んだ。
もう少しでイク、その寸前で指を中に入れた。
「あ♡あぁ♡」
クリトリスの快感から中の快感に変わる。
指は上側を押すように優しく擦る。
俺は、ユウを気持ち良くさせる為の努力を惜しまない。
とある文献からGスポットなるスウィートスポットの存在を早々に知り、中に指を入れてはソコを責めていた。
Gスポットは開発されるまでに時間を要する。
しかし、ユウがその存在を知っていたのか、一人で触れていたのか、さほど時間がかかる事はなく快楽を得ていった。
Gスポットを押し上げながら、クリトリスへ吸い付く。
「はぁ♡あ♡あんっ♡」
寸前まで上り詰めていたユウは、倍になった快感に背をのけぞらせる。
クリトリスでイキそうなのに、中からさらに快感が迫り上がる。
俺は追い討ちをかけるように、クリトリスに歯を当てた。
「あ♡イッ♡ちゃ♡あ♡あ♡あぁっ♡」
イッても、まだ指を動かし続ける。
Gスポットを押し上げ続ける。
ユウは足を閉じて快感から逃げようとするが、その足を片腕で抑え付けてまだ続ける。
「あ♡あ♡や♡だめ♡だめ♡また♡きちゃう♡きちゃう♡」
押し上げ、スリスリと擦ると
「あぁーーっ♡♡♡」
ぷしゃっ、とユウは潮を噴いた。
「あ♡あ…っ♡あ～っ♡」
指は止めない。
執拗にGスポットを撫でる。
クリトリスの快感よりも、Gスポットの快感が強くなっているようだ。
「そこ♡そこ♡あっ♡また♡イッちゃ♡だめ♡だめぇ♡」
イッてもまだ止めない。
たまにクリトリスに口づけながら、中を撫で続ける。
「あ～っ♡はぁーっ♡はぁーっ♡」
決して奥に行く事のない指先は、ひたすらGスポットを押し上げる。
その快感から、潮と愛液でシーツを濡らしていく。
「や♡もう♡そこ♡やぁ♡しないで♡すりすり♡しない♡で♡」
「いっぱいイケて気持ちいいだろ？」
「や♡あ♡いく♡いく♡イッ♡～～～～ッ♡♡♡」
中が収縮して指を締め付ける。
そろそろ俺も限界だ。
中からやっと指を抜いて
「あ♡やぁ…♡」
「ん？指より太いの、欲しいだろ？」
「…ん…♡」
パンツを脱ぎ捨て、コンドームを装着して、ユウの膝裏を掴んで開かせ、入口へ押しつける。
ゆっくり、中へ入り込んでいく。
「っ♡あ♡あ♡」
「っ、ん」
「あ♡あ♡あぁっ♡」
一気に奥まで入れた所で、ユウはイッてしまう。
凄いな、今日のユウは。
本当に敏感で、何をしても悦ぶ。
「ユウ、奥に当たるの、嬉しいか？」
「っ♡♡♡」
「トントンするのと、グリグリするのと、どっちが、好きなんだ？」
「っ♡だめ♡どっち♡も♡イッ♡ちゃう♡からぁ♡だめ♡」
「いっぱいイッてくれ。」
「はぁ♡あ♡あぁ～っ♡」
ダメだ、語彙が死んでいく。
ぬるぬるのトロトロが、ヒクヒクできゅうきゅうで、亀頭から溶けそうだ。
セックスするたび、馬鹿になっていく。
強烈な快感と、更新され続ける興奮が、俺の脳細胞を殺していく。
まともな思考が出来ない。
「っ、はぁ、ユウ…、どこが、どんなふうに、気持ちいいのか、教えてくれ。」
「っ♡おく♡おく♡とんとん♡するの♡きもち♡いぃ♡」
「誰の、何が？」
「あ♡じゃみる♡せんぱいの♡」
「あぁ、俺の、何だ？」
「っ♡おちんちん♡きもち♡いぃ♡♡」
ユウがいやらしい言葉を口にするだけで、馬鹿みたいに興奮する。
「もっと♡おちんちん♡きもち♡いぃ♡すき♡すき♡あ♡」
俺も好きだ。気持ちいい。
ずっとこうしていたい。
繋がったまま離れたくない。
射精すら惜しい。
しかし出るもんは出る。
「…っ、はぁ、ん、ユウ、もう…っ」
奥の奥に擦り付けて、そのまま射精した。
結構な量が出た気がする。
引き抜いてゴムを取り替えないと…
「や♡抜かないで♡」
「ん？」
「もっと♡いっぱい♡」
「…しょうがないな。」
リクエストには答えたい。
一度引き抜いて、ゴムを取って、生のまま突っ込んだ。
「はぁっ♡」
「っ…、ん…」
すぐに硬さを取り戻して、中で膨らんでいく。
生の感触がさらに拍車をかける。
一度知ったら病みつきだ。
「あ♡おちんちん♡すごい♡」
「っ、…はぁ、きもち、いいな…」
「ん♡きもち♡いい♡」
「…生、好きか？」
「…すき♡」
「俺も。大好きだ。」
人はこうして猿になっていくのか。
俺の場合少し自制しないとヤバイな。
魔法で避妊できるからと言って、それに頼ってもいられないし、絶対の保証もない。
あぁ、でも、しかし、こうして中にいると、何もかもどうでもよくなる。何も考えられないし、考えたくない。
勢いのままに久しぶりのセックスを堪能しまくった。
五回目の射精で、ユウは意識を手離した。
いつも気絶するまで付き合わせている。
申し訳ない気持ちが半分、征服感が半分。諦めてくれ。
こんな幸せを、俺は諦めようとしていた。
俺と一緒になる女の子はきっと、幸せになれないだろうから。
だけど、ユウは大丈夫だ。
むしろユウなら
私が幸せにしますから！
なんて言いそうだ。
それどころか、呪われた俺の運命をぶち壊してくれるような、そんな期待しか抱かない。
今は期待でいい。
未来の話はまだしない。
まぁ、先に俺の未来ごと拐おうとしたユウに拒否権はないけどな。
終