08/17の日記

23:24
ツイステ沼からの手紙
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トレイ・クローバー。
その名を呟くだけで私を乙女にさせるため、以下彼のことをお兄さんと記す。

初見から、このお兄さんはヤバいという予感しかなかった。
深みにハマる予感しかしなかった。
そうは行くか、バイパーの二の舞は踏むものか。
バイパー…あいつは酷かった…。
網タイツに見惚れていただけなのに気付いたら引きずり落とされたからな…。
一体この沼はどこまで沈むんだ?
しかしこのお兄さんは厳重な注意を払う前に爆撃を落とす。
そうゴスマリ事件だ。
私はあれで確信した。
彼はまだ発展途上なのだ。
熟成前なのだ。
ただの天然たらしだ。
無自覚にモテるけど付き合ってみたらなんか違うって振られるやつだ。
何だまだ年相応の可愛子ちゃんじゃないか。
しかし待てよ、もし本当に好きな子だったら、こいつはまた違う顔を見せてきやがるのではないか…?
あれはあくまで恋愛感情のない半ば無理矢理なものだった。
ならばマジで好きな女には……
いけない!これが奴の心理作戦!
俺、いろんな顔を持ってるんだぞと思わせ数多の女が戦場に散っているのを忘れたのか!
何よりもこのお兄さんが一番ノリに乗るのはおそらく三十代と推定している。
二十代でいっぱい経験を積み重ね、油をたんまり乗せるんだ。
本命がいる女と付き合うと更にそれに拍車がかかるだろう。
フルネームに三十代をつけるだけでこの破壊力は何なんだろうか。
行き付けのバーで普段タバコなんか吸わないのにお前が吸うだけで卑猥なんだよ歯磨きに余念のないお前が吸うわけない自重してくれスーツを乱すなネクタイを緩ませるな眼鏡を外すなああもう俺の!!負けだ!!

トレイ・クローバーに気をつけて。

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