08/25の日記

00:09
ツイステ沼からの手紙 その2
---------------

何故こんなに好きになってしまったのか、私にはわからない。
気が付けば私のお気に入りは彼で埋め尽くされていた。
沼に沈むとは正にこの事かと苦笑いだ。

好きとかそんな生優しいものではない。
彼に関しては性的な目でしか見れない。
彼はエロいのだ。エロスの化身なのだ。
熱砂の国の奇跡なのだ。

言い訳にしかならないが、彼が何もかもを忘れて、楽しく笑っていて欲しいだけ、という気持ちが根底にある。

熱砂の国は、アジーム家は、闇が深い。
良い方に考えられないのは、彼が従者という立場だからだろう。
彼の主人は友達だと笑顔で言うが、果たしてそれは本当に友達なのだろうか。
彼の主人はジャイアンの側面もあり、スネ夫の側面、そして、のび太の側面がある。ただし彼の主人は光属性なので、それらすらをも浄化して光り輝く性質を持ち合わせている。
彼はしずかちゃんとドラえもんを一手に引き受けているが、それを彼の性格が許さない。彼は従者に向かない性格だ。
この侍従関係こそがやっかいだ。
自由を望む彼を、彼の主人は手離すかもしれない。しかし、アジーム家はどうだろうか。
彼の家族もそこで従事している。
彼だけが逃れられればいいのか。
アジーム家は、どう動くのか。
彼の家族は、どう動くだろうか。
彼の幸せの為に自由になれなど、17年従者として生きてきた彼に、言うだろうか。

だからこそ、私は彼に何もかも忘れて笑っていて欲しい。
彼を1番に選び、彼だけを見つめ、無償の愛を捧げる存在に、溺れてほしい。

彼は、他人眼につかない世界で哭いていた。
そして、恥を知り、みじめになって、全てが廻り出していく。
その先に、なかないでと慰める彼女に出会って、いかないでと縋ればいい。
もっとかしこくなるし、やさしくなるし、つよくもなるし、邪魔なものはころしてあげるからと、囁くんだ。

心臓デモクラシーである。
オバブロした皆様の心みたいな歌。
いつもこの胸は何かを満たそうと、散々な目にあってしょうがない、とか
いっそ理性など、殺してしまおうか、虎視眈々狙いを定め定めて、とか
実際に哭いた方がいるので余計に感銘を受けてしまった…。

ジャミル・バイパーにも本当に気をつけて。

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ