みじかいの
□おもいで
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銀さんに告白されて最初は暇潰しにはなるだろうと、この世界に飽きていた私はOKした。
つまらない、今死んでも別に悔いはない、そう思ってた私。彼はこんな私の何が好きなのだろうと付き合い出してからもずっと思っていた。理由も聞けずに時だけが過ぎていく。
「余命3ヶ月です。」
医者からそう言われた時、ああどうしようと凄く動揺した。生きていても仕方がない、と思っていた時に余命を宣告されても動揺はしなかっただろうな、あ、銀さんはどうしよう。あまりにも突然宣告されたからあまり実感はない。でも事実私は3ヶ月後には逝ってしまう
春は皆でお花見行って、銀さんと土方さん対決してたな。
夏は万事屋で海に行って、
秋はずっと何か食べてて、
冬は雪で遊んだ、
ずっと銀さんと一緒にいたし、神楽ちゃんや新八くんと遊んだりして、暇潰しにとOKしたのに
思い出にするにはあまりにも君を好きすぎた
だいすきだったよ、
(20080423)