みじかいの
□キモダメシ
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『いやっ』
「いやじゃないのー。何、1人怖い?」
『は、怖くね、ねーぞ。冗談は頭だけにしとけコノヤロー』
「思いっきり噛んでんぞ。てゆーかどーゆー意味」
『そのままの意味じゃ天パ野郎!』
「お前に天パの何がわかる!!」
『とにかくいーやー!』
「頑張れよー。じゃないと俺またババァに怒られるじゃん?」
『いっそ殺されてしまえー!!』
「も、この子嫌・・・」
という感じで既に1時間以上はもめている私達。
さっきから私が何を嫌がっているのかと言うと
「おねがいだってー。俺お化け役になっちゃったんだもん、仕方ねーじゃん?」
そう、ここにいる天パ野郎と肝試しをやることになったのだ。お化け役は銀ちゃん。で、私が脅かされる方。本当だったら私が脅かす役なのに・・・お登勢さんが決めてしまった(お登勢さんには反抗できない私たち)