Shamballa


□Letter~
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Dear Edward From Alfons



エドワードさん

僕は 貴方の心の中に居ますか
貴方の心の支えになれていますか

いつも別の世界の話しをするのは
弟の事を思う心からこそ


そして


弟の居ないこの世界の悲しさを 紛らわせようとしているから




貴方の目に 僕は映っていない

たとえ 僕を見ている時だろうと
一緒に話をしている時でさえも


それは 悲しい事です


同時に 貴方の心が分かってしまって
貴方を見ていると 心が痛んだ



どこか遠くを見続ける貴方を
僕は 見ていられなかった



だから せめて最後だけは


貴方の役に立ちたかった

貴方の目に『僕』を映してほしかった

貴方の心に『僕』という存在を残したかった



貴方の痛みを 減らしてあげたかった




だから僕は 貴方を行かせました

こうなることは 分かっていた 
でも いいんです

いつかは 尽きる命だから



僕は 後悔をしていません

貴方も 後悔をしない道を進んでください



そして



あの事を 決して忘れないで

僕を 夢にしないで




……エドワードさん

今まで本当に

ありがとう



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