Shamballa


□罪人
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遠く離れて気付いた事 それはもう遅すぎて
身を縛る鎖に変わる


道行く人の中に 知っている者は誰も居ない
思い知らされる孤独


叶わない定めにあるのだろうか
解き放たれぬ定めなのだろうか

だとしたら教えてくれ




風が頬を撫でていく 差し込む光が包み込む

どんなに優しくしてくれたって 真実は教えてくれない


夢への欲望が襲い掛かる 現実への逃避が誘い掛ける

これが俺に対する戒めならば

どれだけ苦しめれば 気が済むのか




すべての希望が朽ちてゆく

世界の流れに 抗えぬ定めなのか

冷たく圧し掛かる焦燥感は 全てを狂わせる



けど 瞳を閉じれば見えてくる 耳を澄ませば聞こえてくる



君の笑顔

俺を呼ぶ 君の声



すぐそこに居るような 安堵感



どんなに苦しくても どんなに狂っていても

それだけはこの胸から消させはしない




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