戦国バサラ成り代わり小説

□成り代わりシリーズ(3)
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血の匂いが俺を酔わせる。


断末魔の声が俺の癪に障る。


朱羅についた血を振って飛ばしまた人を一突きで絶命させる。


「ヒィィィィ!ま、まおう・・」


『魔王?それは尾張の織田信長だろう。俺はそんな生易しいものじゃない。


俺はただの殺人鬼だ。』





人殺しが公然で認められる時代に生まれ変わって俺は歓喜したものだ。

大手を振って人殺しがができるなんてどんだけ狂ってんだ。

主君といわれる武田信玄だっけ?

あいつもぶっ殺してやったけどマジ笑えるんですけど。

主君を殺したことで俺を殺そうとする奴が後を立たなかったが全員俺がきっちり殺してやった。

あーやっぱり人を殺すこの瞬間だけ、俺は最高に気分がいいなぁ。



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