戦国バサラ成り代わり小説
□銀の瞬き(9)
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「銀さーん、お登勢さんが家賃払えって。」
『忘れてたわ、わりー。あ、これ今月の家賃だから渡してきて。』
「それぐらい自分でいけばいいのに。」
なんてブーブー言いながらも持って行ってくれる新八は根っからのパシリだ。
あれから俺はいつもの日常に戻った。
あのエセ戦国時代なんてなかったかのように穏やかな時が流れる。
「ぎーんとーきくーん、あーそびーましょー!」
『どこから入ってきてんだヅラァァァァ!!』
トイレから出てきたヅラを飛び蹴りする。
吹っ飛ばされるヅラをほったらかし今週のジャンプに目を戻す。
やっぱりギンタマンは面白くねぇなぁ〜。
早く終わらないかn「おい銀時!」
『なんだよヅラ、俺はこう見えても忙しい身分でな。』
「ただのニートの言い訳にしか聞こえないネ。」
「ヅラじゃない桂だ!とにかく匿ってくれないか。」
『また真選組に追われてるのかよ。いい加減攘夷活動止めろよ。』
「違う。隠れ家のファミコンが壊れてマリオができないから銀時のファミコンを借りるべく参った次第。」
『ねーよそんなもん!つかファミコンどんだけ古いんだよ!今の時代にあわねぇ!』
「何?!
ではあのコンプレックスの塊の弟にもう会えないのか?」
『そんなこというんじゃねぇ!お前にルイージの何がわかるんだぁぁぁぁ!!』
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