戦国バサラ長編夢小説

□お母さんと一緒!(3)
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「あるー日♪」

「あるーひ♪」

「森の中」

「もりのなか」

「熊さんに」

「くまさんに」

「出会ったー」

「であったー」

「「はなさくもーりーのーみーち〜、くまさんにであった〜」」

一緒に歌ってくれているのはもちろん竹千代君だ。(佐吉君は恥ずかしがって歌ってくれないのだ、ちょっと寂しい)

恥ずかしがり屋な佐吉君だけど私の我儘で手は繋いでくれるのだ。

「外の空気は美味しいねー?」

「ねー!」

「・・・そうですね。」

今日は三人で近くの森林公園にピクニックだ。

ちなみにお弁当は佐吉君が、水筒は竹千代君が肩からかけて持ってくれている。

私が持とうとすると片手が塞がりどちらか手が繋げないというと二人が喧嘩を始めたのだ。

「ワシがかーさんとてをつなぐ!」

「だまれ!わたしがかあさんとてをつなぐのだ!きょひはみとめない!!」

と言って最後は取っ組み合いにまで発展した。


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