戦国バサラ小説

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「政宗様、どうぞ城へお戻りくださいませ」
伊達お抱えの忍び隊隊長が深く頭を下げながら言う。
「小十郎に言われたのか…?」
「御意」
やっぱり。
小十郎のことだからこんなこったろうとは思ったが、ここまでする必要性があるのだろうか?
小十郎が聞いたら「政宗様の安全を図るため」と答えそうだが、あいにく簡単にやられるほど弱くないという自信があるので聞き入れなかった。
「hey!そこをどきな」
「できませぬ」
「どうしてもか?」
少し潤んだ目で忍び隊長を見やる。
(「「「う、可愛いwww」」」)
隊長だけでなく、他の忍びたちも同じこと思った。
「どぉしてもどいてくれないの…?」
とどめとばかりに肩を肌蹴させながら妖艶な目で見る。
「「「ぶっ!」」」
政宗の術中(?)にやられた忍びたちは血の海へと落ちて行ったのだった。
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