戦国バサラ小説

□織り姫と彦星
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「いや、俺は見るだけで満足だ」
と政宗は辞退しようとするが、成実は強引に政宗に笹を渡す。
「何言ってるの!自分の分は自分でしなきゃお願い事が叶わないよ!」
「Ah-ha…短冊ね…」
政宗はしばらく笹を見つめると、成実ににやっと笑いかける。
「Thank you.使わせてもらうぜ」
何か思いついたのかるんるん気分で政宗は成実と別れる。
「梵、何か企んでるな…」
成実は不穏な空気を感じ取るのであった。
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