戦国バサラ小説

□受けは大変よ!?
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「で、同盟の話だが…」
政宗がそう口火を切ると、元親は少し顔を赤らめる。
「な、なぁ。こんな昼間から同盟の話はやめねぇか?」
お前大胆だよな、と元親はいう。
何を言っているんだこいつ?
俺は天下取りの足掛かりのための同盟を考えているのに。
まさか…?
「元親、今日は『受け同盟』のことじゃなくて、本当に国同士の『同盟』のことでお前を呼んだんだが、you see?」
それを聞くや否や、元親はあからさまにほっとした顔をする。
こいつ、何を考えて奥州に来たんだ?
とことん聞いてやろうかとも思ったが、今は奥州・四国同盟を結ぶことのほうが先決だ。

小一時間、政宗と元親は話し合い、お互い同意のもとで同盟を結んだのだった。
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