戦国バサラ裏小説
□夜の摩天楼〜Azure Dragon〜
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イったあとの心地よい脱力感を佐助と感じる。
「ふぅふぅ・・・」
「佐助、気持ち良かったか?」
耳たぶを甘噛みしながら囁くと、佐助はふにゃりと笑いながら頷く。
「うん、気持ち良かった。小太郎は?」
「とても良かったよ。愛している佐助・・・」
覆い被さるように口付ければ答えるように舌を差しだしてくる。
(佐助は俺の妻だ。誰にも渡したりなどしない・・・)
激しい口付けに疲れた佐助はそのまま意識を落とした。
「佐助、愛しているよ。お前だけだ、離さない、決して離さない。否、離せないんだよ・・・」
どこか苦しそうに顔を歪めながらも、小太郎は愛しい妻の体を優しく抱き締めるのだった。
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