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□続・おそろいの
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一日で二人とも気に入ったものを探すなんて無謀だったのだろうか。

朝、思いたったおそろいの何かは時間をかけて探すものなのだろうか。


買い物に出たものの、夕飯の買い物をして今は帰り道。

欲しいものが見つからなかった。

ルキアは、昼食のデザートに食べた白玉パフェにご満悦で今も“また行こう”って指きりの約束をした。

なんだか俺だけが躍起になっているようだ。



「焦らなくても、そのうち見つかると思うぞ」

「だけど…」


つないだ手がくんっとひっぱられる。

話を聞けというように。


「これも一種の出会いなのだと私は思っている。今が時機ではないだけだ。気長に探そうではないか」


出会いか…。

理解るような、理解らないような。


「わかった。じゃあ、ゆっくり探すってことで」

「今日の夕飯は一護がつくるのだからな」

「俺かよ。まあ、いいけど。文句言うなよ」

「出来次第だな」





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