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□桃色にゃんこ
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浦原に依頼をして三日が経った。

そろそろ出来上がる頃だろうか。

あの日は一護よりも帰るのが遅くなり彼は不機嫌だった。

おそらくいつものことながら浅野辺りに引っぱり回されたのだろう。

放課後の遊びに。

面子は一護、浅野、小島、茶渡の四人らしかったし。

帰ってすぐにどこに行っていたと聞いてきたから「浦原のところだ」と伝えたらますます表情が険しくなった。

つよく抱きしめられて、一時間以上離れることはなかった。

もがいても抜け出せそうにはなかったし、より力を込められた。

まったく我儘なガキめ。

かくいう私も十分我儘だな。

きっと一護は嫌がるのに。



一護は、今課題中。

私は一護を見ている。

その身体に耳と尻尾がはやく生えることを想像している。

それに触れることを切望している。

電子音が響き、伝令神機を取り出せば着信者名は浦原。


「浦原か、できたのか」



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