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□報告
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「一護、これからあちらに行ってくる。戻りはおそらく明日の遅くになると思う」

「ルキア…行くな」


一護に後ろから抱きすくめられ、部屋から出て行こうとしたルキアは足を止めた。


「一護。先日、隊長に報告できなかったからそれをしに行くだけだ。夜一殿に頼まれた用事も済ますから早く行かねば」

「だめだ」


大きな駄々っ子のようだ。

先日から一護の様子が少しおかしい。

目を離すと私が消えてしまうのではないかと思っているぐらい視線を感じる。

いつも以上に過保護にもなっている。

そばを離れず、触れたがる。存在を確かめるように。

原因はおそらく手紙を残して尸魂界に行ったこと。



ルキアは提案してみる。一緒に来るかと。

一にも二にもなく提案に飛びついた一護はやっと腕を離した。


「浮竹隊長が一護と話をしたいとおっしゃっていたのだ」







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