フィクソ心得



フィクソは、言うまでもなく守備の要です。
チームの中で守備力の高い選手がこのポジションにつくことで、守備は安定します。

「守備」と言っても、相手がボールを持って仕掛けて来た場合の1対1での対応する能力、ボールがない所での相手をケアする絶妙なポジショニング能力など、一言では言い表せない要素がたくさんあります。

それらの要素を兼ね備えることで、敵にとって嫌なフィクソ・味方にとって頼りになるフィクソになることができます。

また、ゴレイロを除く4人の中で一番後ろに位置するフィクソは、常に後ろから全体を見渡すことができます。
アラやピヴォが自陣を向いている時、つまり相手ゴールに背を向けてプレーをしている時、前の状況が見えているフィクソは、味方に的確な指示を出すコーチング能力やリーダーシップも必要になります。

ゴレイロ同様、試合の中で

「マークきてないぞ!前向けるよ!」
「相手左アラがあまり上がってこないから、(味方の)右アラはもっと積極的に仕掛けても大丈夫だよ!」
「カウンター仕掛けられたらピンチだから、あまり上がりすぎるな!」

などの声を掛けることで、アラやピヴォを助ける事ができます。

また、フィクソには攻撃時のチャレンジするパス(取られる可能性が高く通るかどうかわからないけど、通ればチャンスになるようなパス)とは違い、味方に確実につなぐようなパス技術が必要です。
自陣深くに位置するフィクソがパスミスばかりを繰り返していたら、攻撃どころか相手に攻められっぱなしになってしまいますよね。

まとめとして、

• 1.守備力-1対1、カバーリング、ポジショニングなどの様々な要素を総合した守備力
• 2.統率力・リーダーシップ-味方への的確な指示出し
• 3.ミスのないパス技術-リスクのない確実性の高いパス技術





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