短編モノ
□拍手
2ページ/16ページ
「入れ」
「嫌だ」
「早く入れ!」
「嫌だ〜」
「……何をやっている」
グリムジョーの部屋の前の廊下でやりとりをしていると呆れ口調でウルキオラが話し掛けてきた
「てめぇか、ちょうどいい。こいつを部屋にいれてくれ」
「や、やだ…私、触れないもん」
「お前が入れただろうがっ」
「何を言い争っている」
とりあえず五月蝿いので仲裁に入る
「こいつが……犬入れやがった…」
「………………は?」
「グリムジョーが犬嫌いだってザエルに聞いたから入れてもらったらグリムジョーが怒ったの」
………
幼稚なケンカだな
「てめぇ、絶対今馬鹿にしたな…」
「………」
スタスタ……
「な、オイッ!犬連れ出して行けよ?!」
「……俺は知らん。お前等でどうにかしろ」
馬鹿馬鹿しい…
お騒がせなバカップルが
「「…………;」」
それから二人は同じやりとりをして、通りかかったギンに助けてもらったらしい
(オチ無しに近ッ)
犬嫌いはただ書いてみたかったんです
.