リク&拍手

□僕は諦めません!
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自由奔放、無茶難題(という名のイベント)を出しては生徒で遊ぶ事が大好きだったアッシュフォード学園生徒会会長のミレイが卒業してからというもの、平穏な生活にルルーシュは満足していた。

黒の騎士団としての活動も順調で、最近大きな同盟も結べた事だ。
自分が考えていた日数よりも早く、ブリタニアを潰せるかと思うと日々が楽しくて仕方がない。

滅多に笑顔を見せないルルーシュの表情にロロは歓喜し、学園生徒は惚れ惚れし、悪友のリヴァルは引き気味だった。


だが、ルルーシュの平穏な日々も数日で終わりを向かえる事となる。
数日後。
大問題が学園を、ルルーシュ自身に降りかかってきたのだ。





生徒会室で弟のロロと和やかな昼食をいつものように終えたルルーシュは、本を読んでいた。
難しいタイトルの本を、片手に弟と談笑している。

本を読むフリまでして考えている事は、アッシュフォード学園に転入して来たラウンズ2名の事であった。

只でさえ一番厄介な人物(スザク)が復学して来たというのに、「庶民の学校生活を体験したい」という傍迷惑な理由で、転入して来たラウンズ達に頭を悩ませていた。

転入を許可したミレイには、殺意を覚えたが………

それでもお祭り好きだったミレイが卒業してからというもの、ルルーシュの学園生活は平穏に過ごしていた。



あの眼鏡をかけた、飄々とした猫背の男が来るまではっ!!



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