11/10の日記
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わらべうたの謎 其の弐
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続いて「はないちもんめ」について。
歌詞
ふるさと まとめて 花いちもんめ
あの子が ほしい あの子じゃわからん
この子が ほしい この子じゃわからん
○○ちゃんが ほしい
じゃんけんぽん
かって うれしい 花いちもんめ
まけて くやしい 花いちもんめ
ふるさとまとめて 花いちもんめ
あの子がほしい あの子じゃわからん
この子がほしい この子じゃわからん
○○ちゃんが ほしい
これは、女の子を買ってその子を遊郭に売り飛ばすことを職にしている女衒(ぜげん)と、親との会話を歌ったものだった。
この次にあるジャンケンは、いくらでこどもを売るかのかけ引きの場面。
生活が苦しかった親はこどもを言いくるめて、働きにだしていた。
勝ってうれしい 花いちもんめ
ここでの「勝って」は「買って」とも解釈できる。
負けてくやしい 花いちもんめ
ここでの「負ける」は値段を引くほうの意味でとれる。
親は、泣き泣き娘を見送った後に、女衒(ぜげん)の
商売術に見事ひっかかり、こどもを安い値段で売ってしまったことを悔しがっている。
売られた娘の妹や村の子供たちは、自分
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