01/04の日記

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和歌の修辞法 枕詞
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枕詞とは慣用的に一定の語を導き出す詞

特徴
@原則は5音まれに4音 6音
A口語訳をしない
B一定の語を導き出す

枕詞は一句と三句によく配置される


入試最頻出枕詞14

@あさぢふの
野原に関する語(小野)

Aあしひ(び)きの
山に関する語(山、峰)

Bあづさゆみ
弓矢に関する語
(引く張る射る)

Cあらたまの
暦の変わり目に関する語
(年、月、日、春)

Dあをによし
旧都に関する語
(奈良)

Eう(ぬ)(む)ばたまの
暗黒に関する語
(闇、夜、黒、月、夢)

Fからころも
着物に関する語
(着る裁つ袖)

Gくさまくら

Hさざなみの

Iたまのをの

Jたらちねの

Kちはやぶる

Lひさかたの

Mわかくさの

例題@

次の和歌の()内の語句を補え

( ) 年の三年を
待ちわびて
ただ今宵こそ
新枕すれ









直後に年を導き出す枕詞を考え、正解は「あらたまの」

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