①
□真実
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なぜだろう、この頃蓮二と一緒にいるのが辛い。
蓮二の笑顔をみるとやけに胸が痛む。
蓮二の顔を見れない。
だから蓮二から離れてみた。
でもやはり辛かった。
むしろ以前よりも。
蓮二の笑顔を他の奴に見せたくないと思った。
俺だけの蓮二でいてほしいと思った。
…この気持ちはなんなのだ？
誰が答えをしっている？
誰ならこの答えを教えてくれる？
そうだ、
「なあ蓮二」
「なんだ？」
蓮二に聞けばいいのだ。
「蓮二はどう思う？」
「…本当にわからないのか？」
わからないから聞いているのだ。
蓮二はわかっているのか？
「答えを教えてほしいか？」
「無論。」
「答えはな、」
甘い口付け
→あとがき