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□第44話
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理「――で、この大金を持ってきた。と」

『おう!!』












鷹柴と別れてから数十分後には雑魚海賊の拠点に着いた俺はすぐに雑魚海賊を捉えて海軍へと渡した

その際、金を貰ったのだが入れ物が無かったので偶然居合わせたセンゴクのオッサンに頼んで麻布の袋を2・3枚、貰った

そしてその袋を目の前に突き出せば目を丸くする理恵













理「まさか本当に持ってくるとは…」

『ふっ、俺は義理堅いからな!!』

キ「いや、そんなドヤ顔で言われても……」

ロ「まぁ、これだけあれば当分は大丈夫だろ。良くやった。……ペンギン」

ペ「分かった」














ローの呼び掛けにペンギンは金が入った袋を持って…


多分、管理庫でもあるのか


食堂を出て行った














『じゃ、これで弁償はしたし。俺、行くわ』

理「え!?もう行っちゃうんですか!!もう少しぐらい居ても…」

『悪ぃ!!…俺、約束…あっから』

理「そう、ですか……」













残念がる理恵に謝りながら俺は立ち上がり食堂を出る

その後ろを見送りする為か理恵やロー達が付いてきてくる(ロー達は見送りではなく、ただ付いてきているだけ)

















キ「ん?あれ、誰だ?」

『あ』

理「?…司さんの知り合いですか?」

『あ〜…まぁ、そんなとこ』











俺達が外へ出れば船の一番前に鷹柴が立っていて、こちらに手を振っていた













鷹「司!早く行くよー!」

『おう!…?』













だが珍しく鷹柴は近寄っては来なくて遠くから叫んで俺を呼ぶ











理「?…行かなくていいんですか?」

『っ…お、おう。……少しの間だけだったが世話になったな、お前ら!』

ロ「ま、俺としてはもう少しお前を研究したかったがな」

キ「また会えたら良いなっ!」

ペ「もし今度また会えたら、その時は飛び方を教えてくれ」

べ「俺もー!また会いたい!!」

『!!』














そっか…














理「司さん!また会いましょう!必ず!」














お前ら
何か似てるんだ…















『あぁ、また会おう……必ず!』
















暖かさが俺の仲間に…







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