12/25の日記
22:39
“=”でわない
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いつも、満面な笑顔を浮かべるえむ。
でも、
今日は何故だかその笑顔が嘘っぽい。
心此処に在らずって言葉がぴったり。
そんなえむとは逆に、
外は色とりどりの電気が点滅。
白だったり、青だったり、黄色だったり。まるで、いつもの、えむみたいな。
色んな表情を。
……。……何て女々しいんだ。俺…。
「……えむ、」
「んー?」
あれ。
意外と普通だ。さっきの変な貼り付けた笑顔じゃなくて、えむの笑顔だ。
「何でもない…」
えむはいつもの眩しい笑顔で
そっか、 と言った。
その言葉と同時に俺の後ろに回り背中からぎゅっと、強いくらいの力で腕を回した。何だか気恥ずかしくて、えむの腕の中でもがく。
「ねぇ、六。ちょっと聞いて」
えむの落ち着いた声が何だか気に掛かって俺はもがくのをやめた。
「今日はクリスマスって日なんだ」
「くりすます…?」
「うん。そう。でね、この日は神様が生まれたって云われてるんだ」
神様…ってことは、
えむ?
俺はそれでも黙って、えむの次の言葉を待つ。
「イエスってのが神様の子供らしいけどね。だから、12月25日は神様の誕生日ってわけ。でもね、俺様には関係ないんだ。つまりさ、…うーんー…何だろ」
「…今日はえむの誕生日じゃないってことか…?」
俺は首だけを回してえむを見上げた。
うーん、ってえむは首を捻った。
違うのか。
「…俺様の誕生日ってないんだよね」
ないのか?
そう問えば、えむは微かに首を縦に。
「だって、大昔は日付なんかないんだよ?分かるわけないじゃん…ね」
えむの顔は段々と、苦しそうな、辛そうな表情になった。
えむのそんな顔が見てられなくて、
振り返って背中に腕を回した。
「えむは、えむだ。神様なんて……あんまり深く考えるな。」
「うん…」
えむは素直に頷いた。
その首を、俺の肩にうずめて無言。
「えむ、」
背中に回していた手を、えむの頭へと移動させて髪の毛を撫でる。
「メリー、クリスマス。六?」
「…めりぃ、くりすます…?」
上げられた口は
額にきすを落とした。
――――――――――――――
さっぱりだ\(^O^)/
何が書きたかったんだ私!!
もう…神様と六なんか、いちゃつけばいいんだっ…!←←←
つーわけで、
+.*merry X'mas+.*
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