12/31の日記
16:28
今日で終わりです。…か?
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「……。……」
「……」
「終わり、だね…」
「あぁ…終わりだ」
「楽しかった…?」
「…この前も同じようなこと言った」
「あら、そうだっけ?」
「あぁ」
「大掃除、終わったね……!!」
「……。…」
「つぁーっ! 最高に疲れた…」
「…おい」
「なぁに?イチャイチャしたいの?おっけー☆任せてっ!得意分野だから!!」
「違うっ!引っ付くな!」
「違うのー…?」
「違う」
「じゃぁ何よ」
「まだだ」
「……? 何が?」
「掃除が。まだ、だ」
「…うそ……嘘だっ!!」
「嘘ついてどうすんだ」
「いゃぁああぁー!!だって、六の部屋も、リビングも、キッチンも、限界もダイニングも、寝室も、和室もトイレも風呂場も綺麗にしたじゃんっ!!」
「……あぁ。したな」
「じゃぁ…、……どこよ」
「……お前の部屋」
「俺様の、お部屋…?」
「あぁ」
「…あ、いや。アレは…入っちゃいかんっ!!つか、ダメ!やめてよ!」
「何なんだお前」
「だって、アレは……六ちゃん…俺様の書斎は、勘弁して下さい」
「無理だ。掃除する」
「ちがーうっ!プライベート!プライベートの侵害っ!」
「何かあるんだろ」
「ないよ!何もない!」
「じゃぁ、汚いのか?」
「まぁ、書類が…散乱してるけど…」
「なら、尚更掃除しないとな」
「ダメ!!」
「えむ、…そこを退け」
「いや!」
「やっぱり何か隠してるだろ…」
「まさかっ…!そんな、六に着せるために用意したメイド服だとか、セーラー服だとか、猫耳だとか…六のあーんな写真や、こーんな写真なんかないもんっ…!!」
「……………死ねぇーっ!!!」
除夜の鐘と共に聞こえたのは
断末魔の叫び。
――――――――――――――
うん。
大掃除はー…
今年中に終わらなかった模様←←←
神様の書斎は、いろんな六でいっぱい。
隠されてますよ←
六ちゃんは大変ですよねー(笑)
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