ちびコタT

□これを日常に2
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「ん………んあ"あ"ぁ"…」



朝日の眩しさに寝ていられなくなり、私は目を開けた。

今日もいい天気だな…




「…………??」




ふと気づいた違和感…
夜眠る時には腕の中にいたはずの小太郎が、いない。

そのかわり…?足の自由がきかない。

しかも、何か湿った感覚が…

……ゆっくりと布団をめくって確かめてみる。






「…………」










布団の中には、猛烈に汗をかきながら、私の太ももにしがみついている小太郎がいた……。





「小太郎………」







今は真夏ではない。
が、全身布団の中、しかも私にぴったりとくっついているとなると、そりゃあ汗もかくよ…


よし、小太郎を早く起こそう…!








「小太郎〜起きなさ―い」


ユサユサ……


「小太郎〜〜暑いでしょ〜〜?」


ユサユサユサ…


「小太郎―――ぅ…」


ユサユサユサユサ…






きゅ………


ぁ………



ユサユサユサユサ…


ギギ…ぎゅ…






揺さぶれば揺さぶるほど、なおいっそうしがみついてくる小太郎。






「ふぅー…………よっしゃ!」








私は気合いを入れ、本気で小太郎を引き剥がしにかかった……
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