忘れられし詩

□闇と光と己の心
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お前と自分


何故お前はそうなのだろう
何故自分はこうなのだろう

誰もが、望んでそうなったわけじゃない
でも、そうなってしまった


お前は、全てを捨てて
自分は、何も捨てられなくて

お前は、己の望みのままに
自分は、人の望みのままに

お前は、手を血に染めて
自分は、心を血に染めて

お前は、全てを見据えて微笑んで
自分は、全てに目をそらして泣いている

お前は、どうして笑えるのだろう
自分は、どうして笑えぬのだろう

お前は、どうして泣かぬのだろう
自分は、どうして泣くのだろう


お前と自分の違いはなんだろう


お前は、どうしてそうなのだろう
自分は、どうしてそうなのだろう
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