五十の音

□砂糖よりも甘く
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【砂糖よりも甘く】


美空は甘いものが好きだ。
そんでもって俺は甘いものが嫌い。
だって…苦手や…べたべたするし


「なにみとん」
達「いや・・・なんか飽きずによくたべるなぁって」
「やって、おいしいもん」
達「きもちわるなるやん…あまいもんって」
「そうかな」


と言いながらも美空はぱくぱくとお菓子を食べる
これだけの量を食べているのに変わらないそのスタイル。
当の本人は少し体重をつけたいのに、太らないからたべてるといっていっていた
…世の中の女子が嫉妬してしまいそうなセリフだとおもった。



達「うぅ・…」
「なんやねん。…これ、おいしいのに」
達「でも、・・・」
「一口だけ、あげる」

はいあーん、とケーキのついたフォークをこちらに差し出してくる美空
え?それって、まさかのあーんですか?
まじでいいのですか?



達「あーん」


甘いものは嫌いだが、
美空の優しさがうれしかった。


「おいしい?」
達「…やっぱあまい」
「…ふう」
達「あ、でもな・・・」
「ん?あ、ちょ」


クリームのついた美空の口元にキスをした。
すると美空はまっかっか


達「甘いのもいいかもな」


はじめて、クリームに感謝した。



=美空との甘さならいくらでも食えるぜ!

あんまーーーーーい。(いつのネタだよ)







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