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【か】 1件

【カルピス (かるぴす)】
乳酸菌飲料のカルピスは、原液は非常に高濃度でそのままでの飲用は推奨されていない。
水、湯または牛乳で5倍程度に希釈して飲用とする。かき氷のシロップとして、またカルピスハイなどの材料にも使われる。
原液はその濃さから常温保存しても腐敗しにくい性質があり戦前から一般家庭の常備品として広く使われ、戦後は贈答用としても広く使われている。
飲料のカルピスは1919年7月7日に販売が開始された。カルピスのパッケージの水玉模様は、発売日の七夕にちなんで天の川(英語ではMilky Way(ミルキーウェイ))をイメージしたもの。
最初は青色地に白い無地玉であったが1953年に色を逆にし、白地に青い水玉とした。
ただし、その後の生活様式の変化で飲用する際に希釈が必要な原液のカルピスは次第に一般家庭において飲まれなくなっていった。
そのため1973年には炭酸水で希釈したカルピスソーダを発売している。普通の水による希釈では長期の品質維持に問題があったため炭酸水で希釈していた。
この問題が解決され、1991年にがカルピスウォーターが発売され大ヒット商品となった。
原液のカルピスは瓶詰めの商品であったが、平成に入ってからは瓶は重いことなどから紙パック入りが販売の主体となっている。
これにより、商品のコンパクト化が実現された。



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