お題置場

□1.確信
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――空虚な、目。


忍者アカデミー。ここは忍者を目指す子ども達が通う学校である。
当然シカマルも年齢的に通わなければならない子どもの一人になる。しかし、シカマルは普通の子どもではない。裏では暗部で総副隊長を務めている。そんなシカマルがなぜいまさらアカデミーに来ているのかというと、名家・旧家の護衛というれっきとした任務なのだ。
そしてシカマルは何時もの様に面倒臭がりを演じている。

「シカマルー!!」
忍者にあるまじき騒がしさでシカマルの許にやって来たのは、ドベNo.1のうずまきナルト。―まあ、自分もドベNo.2ではあるが。
「なんだよ。相変わらずうるせーなー。」
「そうだぞナルトー!!」
ナルトに負けない位の大声で喋っているのは、犬塚キバ。

「キバこそうるせーってばよ!」
「確かにね。」
ぼりぼりとお菓子を食べながら喋るのは秋道チョウジ。
俺達四人は悪ガキ四人組となっている。毎日悪戯したり授業サボったり。
こんな毎日でも、結構楽しい日々を送っていたりする。その理由は、コイツ。
―うずまきナルト。
まだ予想の域を越えないが、コイツは何かを隠している。俺の様に偽っているように感じていた。
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