シーユーインザフューチャー

□ノスタルジア
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さよならのあとの帰り道は
昨日よりも少し、長い。
見計らったように降り出した雪が一つ、
ふせられた睫毛に舞い落ちる。
上気した体温にふれて、
まばたきとともに流れたのは涙か。

別れを告げた人たちに、
心からの感謝と解放を。






 

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