for you...

□カルキイエロー*
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「えっ…あ、あっ・・・」


腰をさする手が、新八の水着の中に侵入し、陰毛を優しく撫でる。
その銀八の手つきに新八もいやらしい気分になる。
それでもここはプール。
理性が新八の耳を染める。


「ね・・・やめましょ・・っ!こんなとこ、で・・・」

「え?つーか高校生のくせに黒のぴっちりスクール水着穿くとか燃えるわー」

「っ!!だ…だってぇぇ・・・!」

「うんうん、そんな新八がたまらなく好きだわ、俺。」


銀八は笑いながら杏色の耳朶をはむ。
新八は股間をまさぐる手を抑えるが、力が入らない。
唇を噛み締める。

・・・も・・嫌がれないや・・

だって、溜まってる。
自分だってこうされたかった。
今日少し期待していたのも事実。
自然に脚を開いてしまうくらい。
形ばかりの抵抗はどうでもよくて。
えいっ、と理性を放ると新八はねだるように銀八の胸にすり寄った。


「じゃ…銀さん・・・ちゅ、して・・・」

「ん、するする」

「・・・ン、・・・ぁっ・・・ん、んぅっ・・・」


肩越しからのキスを受ける。
イヌが舐めるように唇をザラザラと舐められ、アルコールに浸かった舌がじわじわと口内を侵蝕する。
絡められた舌は新八を器用にくすぐる。


「ン・・・ふ・・・ぁ、ぎんさ、ン・・・」

「新八・・・」

「ぅんっ…ぁ!・・・ゃ・・・あ!」


耳の中を銀八の舌が犯す。
グチャグチャと脳髄に直接響くようないやらしい音に顔が熱くなる。
熱い息が首もとを掠めて、たまらなく鳥肌が立った。


「・・・ちゃあんと感じてる?…新ちゃん・・・」

「!あぁッ・・うふ、ンッ」


低く囁く銀八の手が胸の飾りを愛撫する。
もう片方の手は新八自身をしごく。
久しぶりに触れられる乳首はグリグリと潰され、抓られることによって、痛いほどに尖った。


「やぁぁ…ぃ…やぁ…んっ」

「感じてんならもっとソレ聞かせろよ・・・」

「イっ・・ぎさァアッ・・!」


新八の声が上擦る。
銀八は強く首筋を吸い、桜色の痕をつけながら親指と中指で摘んだ突起を人差し指でコリコリと引っ掻いた。


「あっあっあっ・・・!や、銀さっ・・・!」


新八は乳首への細かい動きから、胸を揉むような激しい動きに悶える。


「んんっ・・・あ、もぉ…やぁ・・・」

「ほんと…ツンツンのどろっどろだわ…やぁらしぃ・・・」

「ぅっ…ひっ…ぁ…ぁ・・・」


止められた手に下を見れば、黒の水着から起立した自身が銀八の手ごとドロドロにしている。

・・・恥ずかしい・・・

羞恥から腹に力が入った新八は覚えのある感覚に固まった。


「・・・っ」

「え・・・何どした?」


新八は頭を振る。
言えない。
こんな時に尿意をもよおしたなんて言えない。

・・・きっと、幻滅されちゃう。

我慢しなくちゃ。


「いえ・・・別に・・・」

「そう?」


新八が頷くと、銀八の手は再び動き出す。
あまり体を動かしたくない新八は快感で揺れないように体を固くした。


「っ・・・ンゥ!あっ…やだ…ダメ・・・」

「・・・?」


自然に出た制止と、固くした体に銀八の手が止まった。


「やっぱ、変だぞ?」


あぁ・・・我慢出来ない・・・

限界。


「銀さん・・・僕・・・あの・・・」

「ん?」

「僕・・・おしっ・・・こが・・・」


銀八の眼鏡の向こうの瞳がきょとんとする。


「おしっ…こ?…あ、あー小便か。」


・・・おしっこ、て新八…そいやソーダがぶ飲みしてたもんなぁ。

銀八は新八を覗く。
恥ずかしいと唇を噛んでいた。
その顔がとても幼くて、意地悪したくなった。


「え、もう出そうなの?我慢できねーの?」

「っ・・・ごめん、なさい・・・」

「ふーん・・・」

「僕・・・トイレに」

「だめ。ここでしろよ。」


さっきとは違う一方的な態度と不可解な発言に新八は振り返る。


「え?」

「俺の目の前でして。見たくなったから」


・・・み…みたいって・・・

新八の心臓が縮む。


「み…見たいって何ですか!?嫌だ!やだ!」

「ほら、」

「あっ!」


ぐっと下腹部を押された。
ビクリとゆれた体に力を込める。

・・・こんな所でしたくないっ・・

変な癖を出し愉しげな銀八の手首を掴み、必死に新八は止めようとする。


「冗談やめてくださいよっ…」

「しちゃえって」

「や…やだっ…こんな所で…」

「なんで?」

「なっ、なんでって・・・アッ!」


ぐっぐっ

銀八の手は下腹部への刺激を緩めない。
新八は脂汗をかきながら泣きそうに耐える。
そんな新八に駆り立てられた銀八。

ぐゎばっ


「ぇやっ!?やだっ…!」


股下に手を差し込むと大きく股を開かせた。
小さい子供に放尿させるときにする姿勢。
たまらず新八は立ち上がった自身を押さえた。
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