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□バニー銀時と長谷川
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バニー銀時 と 長谷川



「あううっ…はぅんんっ……」


バニー銀時は、紅くぷるぷるとした唇から甘い吐息をはくと、白い内股を震わせ、色付いたそこから白濁を飛ばす。

勢いよく飛んだそれは足の間にいる長谷川にかかる。

尻にある小さな尻尾が震え、耳はくんにゃりとしてしまった。

長谷川は構うことなく、バニー銀時のぐちょぐちょに濡れたあれやらをこすり続け、その様子を窺っている…‥。

バニー銀時の体系は幼児のものであるが、本人曰わく大きくもならないし縮みもしないらしい。

一緒に暮らしはじめて半年ほどになるが、一体どこからやってきて、どうしてここにいるのかは未だにわからない。

ただ、これまた本人曰わく、長谷川自身が一緒に暮らそうと提案したとのこと。

酒に酔った勢いで拾ったのか。

酔って帰って目が覚めたときにはもう膝の上にいた。

眠っていたのはほんの一時間程度。

バニー銀時を疑うわけではないが、なんだか胡散臭い。


「ふぅ…ん…」

「眠いの?」

「ね、む…ん」


イマイチかたことで発音のおかしいバニー銀時。

これでも以前よりは話すようになった。

最初に「いっしょ…す、む…いっ…た」と発したきり後は「ぶっぶっ」とウサギ鳴きしかしなかったあの頃。

それに比べれば進歩している。

半年でこの程度がすごいかどうかは定かでないが。


「布団に行こう、銀さん。畳の上だと邪魔だよ。」


夢の世界に飛び立とうと白眼をむくバニー銀時を揺さぶると、「ん…やっ!」と叩かれた。

バニー銀時は精神年齢も低いのか、仕草は幼児そのもの。

だがしかし、幼児ではないのだ。


「ちょっと、銀さん!」


叱ると不機嫌そうに「ぶっぶっ」と鳴き始める。

言葉を覚え始めてからのバニー銀時は「ぶっぶっ」と「言葉」の使用は半々くらいだ。

不機嫌な時は大抵「ぶっぶっ」の方だが、ヘタに「言葉」で文句を言わないからいい。

ちなみに「銀さん」という呼び名は、バニー銀時を大きくしたような人物、坂田 銀時からきている。

しかし、彼は立派なマダオで長谷川の飲み仲間である。

バニー銀時を「銀さん」と呼ぶのは、友人である彼を少なからず重ねているからだ。

バニー銀時が家にきて数日経ったある日に風呂に入れてやったら、馬鹿に敏感で、どこをどうしたかイってしまった。

幼児体型の生き物から大人顔負けのドロドロが出てきたのでそりゃびっくりした。

ロリコン趣味はないが、イくときの顔と呂律の回らない様子が可愛らしく何度か遊んでみた。

後ろもほじくってみたし、指でイイトコロとかいうものも押してやった。

バニー銀時本人はイヤでも嫌いでもないらしく、毎回フニャフニャといやらしく感じているのだから面白い。

長谷川自身は嵌めるでも抜くでもなく、ひたすらバニー銀時をイかせる、という奇妙な状態だった。

おそらく挿入したところでバニー銀時はまたフニャフニャと感じて終わるのだろうが長谷川の息子がバニー銀時に興味がない。

ところが坂田銀時には興味津々らしい長谷川の息子。

彼をおかずにそりゃ何度無駄打ちをしただろう。

バニー銀時の幼児体型に興味はない長谷川だが、顔は坂田銀時を幼くした顔なのだから、イくときの顔に彼がかぶる。

その中で生まれたのが擬似的な支配感。

坂田本人には到底行えない上からの態度やいやらしい事をバニー銀時にすることで優越感を得ているマダオ、それが長谷川だ。


「ぶっぶっぶっぶっ」

「もう知らないよ。」

「ぶっぶっぶっぶっぶっぶっぶっぶっ!」

「…もう眠くないんじゃないか?」

「ぶっ…‥」

「さて、俺は寝るぞ〜。」


長谷川は体についた白濁を拭き取ると布団へ向かう。

今日も息子は無反応だった。

ぽつんと畳に残されたバニー銀時はふてくされているのかさみしいのか。

長谷川を赤い瞳で見つめている。


「おやすみ。」



長谷川はグラサンをとると目を瞑る。

しばらくして カチリと音がして暗くなるととなりにふわふわとした塊がやってくる。



バニー銀時が覚えた動作の一つ、寝る前に電気を消す。



教え込んだのだ。
彼は自分の手の内でぴょんぴょんと跳ねて感じて、いやらしい顔で恥じらいもなく総てをさらけ出す。

彼を調教しているのだ。
いや、飼育している。
彼は総てを晒す。
わがままを言っても結局は自分に従う彼。

あの紅い瞳が涙で潤むと腰がゆらゆらと揺れ出す。
けして長谷川自身を嵌めないのに、長谷川の指だけでイきまくる。

可愛らしいことである。


…と、長谷川は今日も擬似的なものへの喜びに笑うのだった。





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日記から。
卯年とか、全然意識してなかった2010年。
絵の方で何度かかいたバニー銀時と長谷川。

本当はゆるゆるなシリーズで考えているのだけど、なんか長谷川がげすいです

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