交わる物語
□仙人の秘密
1ページ/11ページ
太公望の案内で、なのは達は蓬莱島を歩いていた。
調査と言っても、周りは自然が沢山あるだけで特に調査するものがない。
だが、なのは達は共通のあることを太公望に聞きたかった。
先ほど太公望が使った教鞭らしきもの。
恐らく、あれで風を起こしたのだろう。
「太公望さん」
フェイトが聞く。
「うむ?何じゃ?フェイト」
「さっきの風を起こした教鞭みたいのは何ですか?」
「ああ、コレのことかのう?」
太公望は懐から先ほどの風を起こした、先っぽに丸い何かが付いた教鞭を取り出す。
「これはスーパー宝貝『太極図』じゃ」
「「「「「「スーパー宝貝『太極図』?」」」」」」
太公望は宝貝を知らないみんなに説明する。