短編小説
□新年早々大騒動!?
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地球、海鳴市。
「ランラン、ラーン!」
ヴィヴィオは今、かなりの上機嫌。
「ヴィヴィオ、嬉しそうだね」
「あい!」
なのはが尋ねると、元気に応える。
「二人とも寒くなったから風邪に気をつけてね」
「「はーい」」
今日は新年の最初の日。
なのはとヴィヴィオとユーノの三人は初詣に出かけている。
そして、なのはとヴィヴィオは桃子が用意した振り袖を着ている。
なのはは、雪のような白の生地に、桜の刺繍が施されている。
ヴィヴィオは、桜色の生地に、白兎の刺繍が施されたものだ。
やはりというか、当然というか、二人ともよく似合っていた。
初めてその姿を見たときユーノは顔を紅くしたほど。