宇宙をかける少女 〜過去からの旅人〜
□激突する二人の剣士、獅子対龍！！！
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レオパルドと風音がとんでもないことを言っている時、秋葉の車では話が盛り上がっていた。
｢では、龍堂さんは数百年前の地球出身だったんですか！？｣
｢まあ、そういうことになります｣
｢凄いです！感激です！是非、後で話をお願いします！｣
｢ふふふ、わかった！｣
紅葉の話を聞き、いつきは目を輝かせていた。
｢紅葉ったら、いつきちゃんにも気に入られちゃったね｣
｢本当ですね〜｣
｢それが紅葉の魅力なんだろう｣
秋葉と妹子とほのかがそう思うと突然全く違う声が聞こえた。
『おい！枯れ葉！』
｢れ、レオパルド！？｣
｢どこから？｣
周りを見渡すがまだレオパルドコロニーにはついていない。
『ここだ。黄金銃だ』
｢あー、はいはい｣
秋葉は腰に引っ掛けた黄金銃を手に取る。
黄金銃はレオパルドと直接連絡をとることができる。
｢どうかしたの？｣
『紅葉はそこにいるか？』
｢いるけど｣
『じゃあ話は早い。今すぐボアシップに行け！』
｢またパーツを見つけたの？｣
『違う。紅葉専用のＱテクターを造るためだ！』
ボアシップとは秋葉とほのかのＱＴアームズ、『スターシルフ』と『ウィガール』が繋留されている母船。
中にはＱテクターを作る機械がある。
｢あっ、そうなの？ん？あのーレオパルド。一つ聞きたいんだけど｣
『何だ？』
｢デザインは私たちのと違うわよね……｣
秋葉やほのかのＱテクターは女の子だから良いものの、男の子は……。
『変な想像をするな！それに関しては問題ない。貴様の四番目の妹が考えたカッコいいデザインだから心配するな』
｢ナミが考えたの？｣
ナミは元トップモデルで今は芸能界を休んでいる。
『と言うわけでとっとと行ってこい！』
｢はいはい……イモちゃん！よろしく！｣
｢はい！｣
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