宇宙をかける少女 〜過去からの旅人〜


□番外編『地球の新年』
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「「つ、疲れた〜〜〜」」



「大丈夫ですか?お嬢様?はい、紅茶です」



「「ありがと〜う」」



手伝いの仕事がようやく終わった秋葉とナミはソファーにダイブした。



妹子は二人に紅茶を差し出す。



「お疲れ様。お陰で明日のアレに間に合うよ」



「うん。私も一度で良いからみたいからね」



「私も凄く楽しみです!」



「あんたが絶賛するから仕方なく行くことになったけど、全然たいしたことなかったらプリマベーラのQTブラックウェーブを喰らわせるわよ」



ナミはドスのきいた声で笑顔を見せた。



「大丈夫です、プリンセス!絶対にあなた様のご期待に応えられると思います!!」



紅葉は音速を越えるんじゃないのかと思うほどの早さでナミに跪いた。



それを見たナミはニッと笑った。



「ま、せいぜい楽しみにしているわ」



「はい……」



「紅葉……ぷっ、くっくっ……」



二人の行動に秋葉は口と腹を強く抑えながら爆笑するのを耐える。



「笑うなよ……秋葉……」



紅葉は軽く睨むがそれでも秋葉は耐えていた。



「くっ、ごっ、ごめん!」



その時、玄関から声が響きわたった。



「「ただいま!」」



「ただいまなのだ!!」



風音と高嶺、そして桜が帰ってきた。



「お帰りなさい。お姉ちゃん!」



「お帰りなさいませ。風音様、高嶺様、桜様!」



「おかえりー」



「お帰りなさい。お仕事、お疲れさまです」



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