novel
□マヨネーズかけご飯
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「例えば、わたしの髪の毛。
な?マヨネーズ色」
な?、と良いながら見せつけてくるネプチューンマン。正直ウザイ。
しかもあまりマヨネーズ色ではない。
挙げ句には、だからマヨネーズをかけるんだと訳の分からないことまで言う始末。
「し、しかし…」
「スクリューキッド、やめておけ。ネプチューンマン様がまた拗ねたらどうするんだ」
反論に出ようとしたスクリューキッドを武道は小声で止めた。"また"と言うことは以前にも同じ様な事があったようだ。
それにはスクリューキッドもぐむ…と言葉を飲み込んだ。
また誰一人言葉を発さず、静寂が訪れた。
スクリューキッドももう突っ込まないようだ。
ケンダマンに至っては最初の一言以外、一切喋っていない。
そこに静寂を破るかの様にネプチューンマンが一言。
「…もうちょっとかけるか」
そう言い手にしたのはマヨネーズ。
おもむろにご飯の上にかかっているマヨネーズの上にかけだした。
「ゲーッ!
まだかけるんですか!?」
とスクリューキッド。
「こ、この技は伝説のダブルマヨネーズ…!」
とよく分からない事を言う武道。
「…食費が…」
と嘆くケンダマン。
皆それぞれ反応は違うようだ。
「…うん、うまい」
そんな三人の反応など気にせずネプチューンマンは一人嬉しそうにマヨネーズかけご飯を頬張った。
マヨネーズかけご飯
今の隙に嫌いなおかず武道の所に入れちゃえ!
ケ ン ダ マ ン … ?
ひぃぃ!すみませんでした〜!!
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