小話《パロ・転生部屋》
□生まれ変わっても
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「あのね、きょうね、たいしくんって子とともだちになったよ!」
「そう、か、良かったね妹子。どんな子なの?何して遊んだ?」
「うんとね、あおいふくきててね、えっとね、
わんちゃんごっこしたりしたよ」
「・・・そうか、良かったねぇ。」
「うん!たいしくんね、とってもおもしろいんだよー!」
幼稚園から帰ってきた妹子の話を聞いていたら、うっかり泣きそうになってしまった。
たいしくん・・・あおいふく・・・それに妹子にかすかについたこの魂の匂い、あの《太子》でまず間違いないだろう。
同時期に転生していたのは知っていたが、まさか息子と同い年で、また再会することができただなんて。
・・・太子と妹子がまた会えるように妹子だなんて名前をつけた、僕が言うのも白々しいかもしれないけれど。
嬉しい、すごく嬉しい。
妹子と太子がまた同じ時代で共に生きることができるだなんて。
なんて素晴らしいことなのだろう。これであの人も安心してるに違いない。
あの人、太子と仲が良かったから。
「鬼男、ないてるの?」
「ううん、泣いてないよ喜んでるんだ。
・・・僕もまた太子くんに会ってみたいな」
そう言うと妹子はそれはそれは喜んで、今度家に呼んでもいいかと聞くものだから、僕もとても嬉しくなって呼んでおいでと可愛い息子を抱き締めた。
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親子転生話です。
うっかりすぎる!学パロよりうっかりすぎる!
鬼男君がお父さんで妹子は息子です。
鬼男君28歳、妹子3歳。
父子家庭でマンションに住んでます。
今流行ってるらしい親を名前で呼ぶ友達親子にしてみたよ!
あんまりよろしくないと思うけd(ry