Novel
□Girls talk
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月が美しく輝く春の夜。
みちるは、ふと目が覚めた。隣に眠るはるかは当然の如く、深い深い夢の中。
時計を見ると丁度4時を差したばかりだった。何とも中途半端な時間。
…いやだ、目が冴えちゃったわ。
こんなときは大抵しばらくは眠れないもの。本来なら、春眠暁を覚えずとよく言うものだけれど。
みちるは、はるかを起こさないようにそっと布団を抜け出して、カーディガンを肩に掛け部屋を後にした。
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