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□※Christmas
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「気を付けて帰れよー!じゃあなー!!」
 
「はいよ……」
 
 
腰が痛い。榛名の奴、調子に乗ってあの後三回もぶっ通しでしやがった。
勿論余った生クリームを使って。
榛名は物凄くスッキリとした顔をしていたが、こっちは逆に疲れと痛みを貰ってしまった。
 
あの変態をどうにかしなければ、俺の今後の未来が危ない気がする。
 
 
 
 
「ただいまー…」
 
「あ、兄ちゃんおかえりー」
 
へばりながらも、やっと我が家に帰って来れた。早くさっさと飯食って風呂入って寝たい。
俺は部屋へ入り、部屋着に着替えた。
 
そして下へ行き、リビングへと戻ると夕食の準備が出来ていた。
やっぱり今日は特別な日なのか、いつもよりも豪華だった。
お腹も減っていたので凄く箸が進んだ。
 
しかし、次の母さんの言葉により進めていた箸が止まってしまった。
 
 
「今日ショートケーキ買って来たから後で食べようねー」
 
 
母さんはニコニコと穏やかな笑顔。弟の信次は喜んでいた中、俺一人愕然としてしまった。
 
 
 
 
しばらくの間、ケーキが嫌いになってしまった。
 
 

 
→後書き
 
 
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