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□敵わない
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「待て待て!どうしたら、そう捉えるんだよ!!」
「え?テレパシー?」
この…アホがっ!!俺はそんな事、一言も思ってねぇっつーの!!
「……榛名くーん」
「何」
「何で俺、キミに押されてるんですか?そしてその手は何」
「何って…今からヤるんだけど?」
「はぁ!?なんでだよ!!」
俺は榛名の手を払い、直ぐに反論した。
「今から準太に構って無かった分、たっぷりと構ってやるよ。と言うより、ヤるぞ!!」
「は、榛名!待っ…て、…っん…!」
榛名は角度を変えながら濃厚なキスをし、俺の理性を徐々に解かして行く。
「ん…っはぁ…!」
「ん…もっと声出せよ…」
「ひ、ひやっ!あぁっ…!」
そして、俺は榛名の背中に手を回すと榛名はニヤリと笑い、再び俺にキスをし始めた。
ああ、やっぱりこいつには一生敵わねぇわ…。
終
→後書き
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