ネギま!小説
□どこまでも…伝えたい
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君に伝えたい…
どんなに君のことを思ったか…
…分からない
「…ではこの問題を、アスナさん!」
「はあ?何で私ばかり指すのよ!」
「だって…そんなに教科書見て勉強していましたから…」
「Σなっ…この、バカネギ〜!!」
「えっ? な、何か僕しましたか?」
「うるさ〜い!」
「はう〜」
…全く、相変わらずですね。ネギ先生とアスナさんは。
(キ〜ン、コ〜ン、カ〜ン、コ〜ン…)
「Σあっ…、授業が…終わってしまいました…。」
アハハ〜。
クラス中に笑い声が響く…
「では、今日の授業はこれで終わりです」
…ふふっ、まぁネギ先生はいつもどうりかな…
ところが…
「Σあっ、刹那さん。今からちょっとよろしいですか?」
「Σ…あっ、は、はい!」
あろうことか、私は動揺してしまったのか…
ネギ先生に呼ばれて屋上に一緒に来てしまった…
「どうしたんですか?ネギ先生」
「いえ…話したいことがあったんで…」
…何の話だろう?
「話でしたら此処じゃなくてもよろしいのではないですか?」
「あの…刹那さんだけに話したいことですので…」
Σ今、私は何かを思った。