ウミガメのスープ
□気分転換にリレー小説
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新ももたろう(テーマは天童魔子さん)
ルール:オリオンさん→天童魔子さん→ツォンの順番で三周でオチをつける
@むかーしむかしある所におじいさんとおばあさんが住んでおりました。
ある日おばあさんが言いました。
「隣の村で、桃から生まれた男の子が鬼退治に行ったらしいんじゃよ〜」(オリオン)
Aそれを聞いたおじいさんは「ならわしらも桃を拾ってきて金銀財宝を持ってきてもらうとしようかのぅ」と言うとおじいさんは山へ桃狩りにおばあさんは川下で待機しました。(魔子)
Bしかし今は真冬。
桃などなっているわけもなく、仕方なくおじいさんは近所の精肉店でイノシシの腿肉を買ってきたのでした。
その頃おばあさんは…(ツォン)
C「じいさん、早く桃を流してきてくれんかのう。どきどき」
おばあさんは、川にばっちりと網を仕込んで、おじいさんが川の上流から桃を流してきてくれるのを待っていました。しかしおじいさんが買ったのはイノシシの腿肉……!
待ち構えるおばあさんの元に流れて来たものは、なんと……(オリオン)
Dとなり村で鬼退治をしてきた桃太郎でした。
桃太郎が持ち帰った宝物を奪い合い疑心暗鬼になってしまった隣村の住人は醜い鬼のように殺し合いを始めてしまいました。
おばあさんが訪ねます。「自慢の三匹の家来はどうしたんじゃ?鬼を倒したお前さんたちなら造作もないことじゃろう?」
すると桃太郎は・・・(魔子)
E「いやね、あの鬼退治から5年経つんですよ。犬も猿も雉も、年老いてもう戦力外ですわ。命からがら彼らがたてになってくれて逃げてきたわけですよ。」
そこに、馬鹿でかいイノシシの腿肉を抱えて帰ってきたおじいさんが、桃太郎とおばあさんを見て突然…(ツォン)
F「ば、ばあさん!儂という者がおりながら……浮気か!?」
そう叫んで駆け寄って来たかと思うと、桃太郎と、桃太郎を川から助け上げたところだったおばあさんとの間に体を滑り込ませて割り込みました。そのまま桃太郎からおばあさんを遠ざけるように、じりじりと後ずさって行きます。
慌てた拍子にイノシシの肉を川に落としてしまいましたが、おじいさんはそんなものには目もくれず、まっすぐに桃太郎を睨んで……(オリオン)
G目に力を目いっぱい入れると目が飛び出てしまいました。(#°Д ) ° (魔子)
Hそう、おじいさんはすでに生ける屍だったのです!
桃太郎がその脇差で一撃食らわせ、おじいさんを葬ると、おばあさんと2人で仲良く暮らしましたとさ。
目、出たしめでたし♪(ツォン)