Second Creation
□切ちゃん3分クッキング
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ある日、暁切歌は真剣に考えていた。
まもなく年末である。
その年末には、あのイベントが控えているのだ。
切歌は台所で腕組みしながら、かれこれ2時間はウンウン唸っていた。
「ねえ、切ちゃん、何唸ってるの?」
同室にして最愛の月読調が声をかけてきた。
「調、困ったデース!もうすぐクリスマスが来てしまうのデース!」
「クリスマス?こないだ一緒に作ろうって決めた。」
「じゃなくて、その後…」
「その後…あ。」
調も思い出したようで、2人で考えることにした。