Second Creation

□大きなアガスティアの木の下で SIDEーGirls P1
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「今日はとりあえずここまでにして、休もう」
藤堂尚哉がコンビニで買い物した袋を見せて、笑顔でメンバーに声をかけた。
「ヒュー!やっと休めるー!俺様超つかれたぁwww」
にやけたブラウン(上杉秀彦)が、尚哉から袋を二つとも奪い取る。
「上杉てめー、独り占めすんなよ」
マーク(稲葉正男)が釘を刺す。
「それならそれでよかろう。奴の装備を引っぺがして、食費に回すだけだ」
冷静な声で南条圭が言い放った。
「…何なら手伝うぜ?」
指をパキパキ鳴らしながらブラウンに近寄る城戸玲司。
「やーん(汗)。冗談っしょ?俺様、場を和ませようと…」
「だったらその袋、さっさとよこしな?」
空腹で気が立っているのか、玲司の足元にはペルソナを召喚するときの魔方陣がでている。
「ちょ、れ、玲司キュン…?」
ブラウンは袋を手放せずに後ずさりする。
「やるのは止めんが、食料は保守しておけよ」
南条のあきれたような声に、軽くうなずいてこたえる。

「んぎゃぁぁぁぁあっぁぁぁっ!!!?」
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