Second Creation

□迷子のレイジくん
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「…ぐっ。」
脳が揺れるような不快感。
あのヤロウが妙な機械を起動させやがったせいか?
「どこだここは?」
見たこともない場所は、なにやら中世風の、不気味な建物のなかのようだ。
「ちっ…。なんだか奇妙な場所だぜ…」
先述の不快感に加えて、余計にいらだつレイジ。
じっとしてるのも性に合わない。
とにかく探索してみるか…。

不快感は消えてはいないが、とりあえず壁沿いに歩き回る。

右、左、右…。
途中何度も悪魔に遭遇したが、「フン、フン、うぉおりゃぁぁっ」と凪ぎ払った。
気味の悪いドアも、何があるか分からないから無視した。
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