dream
□拍手ログ1
1ページ/3ページ
「ねぇ、長太郎」
「ん、どうしたの?」
なにやら真剣な顔で話しかけてきた幼なじみ。
何かあったのだろうか、と思いながら紙パックのジュースを口にする。
「私、恋しちゃったかも」
「ぶふっ、げほっごほっ!」
「ちょっ、止めてよ!汚いなぁ」
「ごめんごめん……で?誰に?」
「……日吉くん」
「日吉?」
「うん……それで、長太郎仲良いでしょ?」
「まあ、一応は」
「どうしたらいいと思う?」
「えー……」
(幼なじみの初恋に、少しだけ寂しくなった昼休み)
「日吉って色恋事に興味あったっけ……」