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□飛鳥
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午後の柔らかな陽が朝廷をつつむ
僕は書いていた書類をまとめ軽く伸びをする。こんなゆったりとした日は早めに仕事を終えてゆっくり休みたい。
そう言えば朝干しておいた朝廷服はもうかわいただろうか?
流石にノースリーブのジャージじゃ辛いシーズンだ。・・・それでもちゃんとジャージ着て来るのは、それを見て笑顔になる太子が見たいからなんだけど。
チラリ横で居眠りしている人物を見やる。僕の仕事が終ってから遊ぶのだと言って、ずっと待っていたが、先ほどから静かだな、と思っていたら寝ていたようだ。
机の上に水溜まり・・・いや湖を作り出している
(あぁ、よだれ汚い!誰が掃除すると思ってんだ)
まぁ、それぐらいは別に良いのだけれど。この人といるとこんなの日常茶飯だし、全然許容範囲だ
「今日は、もう終りにしようかな」
早く切り上げて、待たしてしまったお詫びに太子が起きるまえにカレーでも作ってやろう
「よし、と」
仕事の荷物を片付けて、隣りの太子を起さないように立ち上がる
太子がカレーに喜ぶ様子を想像して口元がゆるむのが自分で分かった辺り、僕はどうしようもないくらいこの人が好きなんだって実感してしまう
平日
(平凡な代わり映えのない一日のひと時)
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カッコいい文がかきたいです
ちょっと詰めてかいて見るという試みをしてみました^^
非常〜にほのぼの、だと感じて貰えれば幸いです!
ポ/ル/ノの休日のイメージ
081022